FAQ
FAQ
- Q【社員がすぐ辞める】社員を募集しても、何故か直ぐに辞めていって困っています。どうやって社員のメンタルを守ったら良いのかわからない・・・
- A
社員が早期に辞めてしまう背景には、
「自分の思いを言えない」「相談しても変わらない」「評価基準が見えない」といった、
小さな“我慢”の積み重ねがあります。
人は、辞める直前まで“頑張っている”ものです。まずは次の3つを見直してみてください。
①「安心して話せる場」があるか
定期的な1on1(個別面談)やオンライン相談など、
社員が気軽に本音を話せる仕組みがあるかどうか。
人は、話せるだけで気持ちが整うことがあります。
②「上司が気づく力」を育てているか
メンタル不調の初期サインは、
・遅刻・欠勤よりも、「表情」「言葉数」「ミスの増加」などに出ます。
上司がその“違和感”をキャッチし、声をかけられることが、離職防止の第一歩。
研修よりも「関わる姿勢づくり」が鍵です。
③「会社の方向性」と「社員の想い」がずれていないか
企業理念や方針が伝わっていない、もしくは浸透していないと、
社員は「何のために頑張るのか」が見えなくなります。
経営者の“言葉”が社員の心に届いているか、時々立ち止まって確かめてください。
・この3つのステップが役に立ちます。

- Q言いたい事を言うとハラスメントと言われそうで部下とのコミュニケーションがうまく取れません・・・
- A
「ハラスメントを恐れる=慎重である」ということ。
それ自体は悪くありません。問題は、**伝え方ではなく“関係の土台”**にあります。
① 「評価」より「理解」から始める
注意や指導の前に、「まずは本人の状況を理解する」姿勢を見せる。
例えば、「最近少し元気がないように見えるけど、どうしてる?」
「この仕事、やりにくい点ある?」
といった“問いかけ”は、命令や批判ではなく、対話の入り口になります。
② 「正しさ」ではなく「目的」で話す
伝えたい内容を、「なぜそれを伝えるのか」で整理する。
×「ちゃんとやれ」
○「一緒にミスを減らす方法を考えたい」
目的を共有すれば、相手は“責められた”ではなく、“関わってもらえた”と感じます。
③ 言葉より「態度」で伝える
人は、内容より“表情・声のトーン・距離感”で受け取ります。
ハラスメントの多くは、言葉そのものより非言語の圧で生まれます。
「否定せず、目線を合わせて話す」だけで印象は全く変わります。
・仕事の話とプライベートの話で切り分けて行きましょう。
そして、プライベートに関わる話は「企業健康経営サポートサービス」のオンライン相談を活用して行きましょう。
- Q【人事が疲弊する】社員にメンタル不調が見られるのだけど・・・カウンセリングを勧める時はどうしたら良いの?
- A
カウンセリングを勧めるときのポイントは、
「本人を変えよう」とせず、「本人を守ろう」とする姿勢を伝えることです。
① 「評価」ではなく「心配」で伝える
勧める目的が“会社のため”ではなく、“あなたのため”であることを明確にする。
例えば、「最近ちょっとしんどそうに見えるけど、大丈夫?」
「もし気持ちの整理がつかないようなら、外部の専門家と話してみるのも一つだよ」
というように、“提案”ではなく“選択肢”として差し出すのが大切です。
② タイミングを間違えない
本人がミスをした直後や、感情が高ぶっている時は避けましょう。
落ち着いたタイミングで、「日常の会話の流れ」に自然に組み込むこと。「最近少し疲れてない?」
「もし誰かに話したいと思うことがあれば、専門家もいるよ」
“相談=問題”ではなく、“相談=リセット”と伝えるだけでも印象は変わります。
③ 「カウンセリング=特別扱い」にしない
「不調な人だけが行く場所」というイメージをなくすために、
普段から“誰でも利用できる”ことを社内で伝えておくのが効果的です。「面談やオンライン相談は、メンタルだけでなく仕事の整理にも使える」
という説明をしておくと、抵抗感がぐっと下がります。
■ 人事自身のケアも忘れずに
人事は“聴く側”であると同時に、最も孤立しやすい立場でもあります。
誰かのメンタルに寄り添うほど、自分の心も削られやすい。
月に1回、自分も外部相談やスーパービジョンを受けてください。
「人を支える人が、支えられること」も健康経営の一部です。
■ POINT
- 勧め方は「押す」ではなく「差し出す」
- カウンセリングは“支援”ではなく“一次予防”セルフケアに繋げることです。
- 人事自身も、心の余白を保つ仕組みを
・カウンセラーに話すときは・・・このシートを活用してください。
プライベートの悩みは外部の相談窓口で、従業員のセルフケアに繋げて行きましょう。

- Q【管理職が対処できず板挟み】社員から相談を受けてもどうやて答えたら良いのか?
- A
部下から相談を受けたときに大切なのは、**「答えを出すこと」ではなく「聞き方を間違えないこと」**です。
相談の多くは“解決”より“共感”を求めています。
① 「解決」より「理解」から入る
相談を受けたとき、すぐにアドバイスをせず、まず相手の言葉を最後まで聞く。
「それは困ったね」「どんな時に一番しんどい?」
と、相手の感情に寄り添う質問をするだけで、本人は整理が始まります。
② 「受け止める」と「背負う」は違う
管理職は真面目なほど、“自分が何とかしなければ”と思いがち。
でも、全てを解決しようとすると、あなた自身が潰れてしまいます。
必要なのは、「聴く力」と「つなぐ力」。
社内の人事、産業保健、外部カウンセラーなど、信頼できる支援窓口へ“橋渡し”するのが管理職の役割です。
③ 「判断」ではなく「プロセスの共有」
相談を受けたことを上司や人事に報告する際も、
「誰が悪い」ではなく、「どんな背景があったのか」を丁寧に伝える。
感情や主観を減らすことで、組織としての対応がぶれなくなります。
■ 管理職が抱え込まないための環境づくり
- 定期的に“上司同士”で悩みを共有できるミーティングを設ける
- 管理職向けの傾聴・メンタル対応研修を導入する
- カウンセラーや外部相談員と連携し、“相談された側”のケアも仕組み化する
■ POINT
「答える」より「支える」。
相談に正解は要りません。
大切なのは、「この人は話を聞いてくれる」と部下が感じられる安心感。
その“信頼の土台”が、離職を防ぎ、組織を守ります。
・社内のメンバーだけで支え合うのは昔の考え方です。
今は外部の専門家がどんどん増えていますので、活用する事も検討の一つです。
- Qすぐに叱ったり、自分の言いたいことを言ってしまい困っています・・・
- A
これは正直に打ち明けられるだけでも、もう半分解決しています。
多くの上司は「感情を抑えられない=ダメだ」と思いがちですが、
本当は、感情を持つこと自体が悪いわけではない。
問題は、「伝わる形で出せているかどうか」なんです。
怒ることは目の前の人が問題ではなく、あなたの心の中にある怒りの存在が問題なのです。
怒ってしまう背景には、
「ちゃんと伝えたい」「責任感が強い」「相手に期待している」——
そんな“真面目さ”が隠れています。
つまり、あなたが悪いわけではなく、心の中にある伝え方の筋肉がまだ育っていないだけ。アンガーマネジメントですね、一度心理カウンセリングを体験してみませんか?
① 感情を“出す前”に「立ち止まる習慣」をつくる
カッとなった瞬間、5秒だけ呼吸を整える。
言葉を飲み込むのではなく、自分を一歩引いて眺める時間を持つ。「今、自分は何を伝えたいのか?」
「怒りの奥に、どんな願いがあるのか?」
怒りの裏にはたいてい、“ちゃんとやってほしい”や“分かってほしい”という願いがある。
② 「叱る」ではなく「リクエスト」に変える
×「なんでこんなミスをしたんだ!」過去を振り返らない。
○「次に同じミスを防ぐには、どうすればいいと思う?」未来に焦点を当てる。
感情を抑えるよりも、“建設的な質問”に変える方がずっと効果的です。
相手も反発せず、自分で考える姿勢が生まれます。
③ “沈黙”もコミュニケーションの一部
言葉を減らす勇気も必要です。
あなたの価値観を押し付けるのではなくて、相手に考える時間を与えてみる勇気を持つことです。
沈黙は、圧ではなく**「相手の考える時間」**になる。
何も言わない時間を恐れず、相手の反応を待ってみてください。
■ そして、自分を責めすぎないこと
感情を持つのは人間として自然なこと。
ただ、その感情を**「攻撃」ではなく「伝達」**に変えていけばいい。
叱ることをやめるのではなく、叱り方を育てる段階に来ている、ということです。
■ おすすめのステップ
- 管理職向けの「感情コントロール」研修を導入
- 上司自身のストレスケア(オンライン相談・面談)を設定
- “叱る前に共有する”文化を社内で広げる
- Q【ハラスメント・メンタル不調が増えている】社内のセクハラ・パワハラ・ハラスメント対応が思う様に進まず、どのように対応したら良いのかわからず困っています。
- A
ハラスメント対応を進める上で大切なのは、
「制度」ではなく「信頼」から始めること。
社員が「ここなら話しても大丈夫」と思えない限り、どんな仕組みも機能しません。
① 「ハラスメント対策=防止」ではなく「対話の再構築」と捉える
ハラスメントの根底には、“伝え方”と“受け取り方”のズレがあります。
加害・被害という二項対立で線を引く前に、まずは社内で**「話し合う文化」**をつくることが必要です。・言葉がきつく聞こえてしまう時、なぜそう言ってしまうのか?
・何が傷つけてしまったのか?
この問いかけが、再発防止よりも大きな意味を持ちます。
② 「怖さ」をなくす仕組みを
相談窓口を設けても、
「話したら誰かに知られそう」「評価に影響しそう」
そんな不安があると、人は沈黙します。
そこで有効なのが、社外専門家による第三者相談体制です。オンライン相談や外部カウンセラーを活用することで、
相談者の心理的ハードルが下がり、早期対応が可能になります。
③ 「管理職研修」ではなく「関係性づくり研修」に変える
多くの企業では“防止研修”を実施しますが、
大切なのは、「どのように言葉を交わせば信頼を築けるか」を学ぶ機会です。・注意の仕方
・感情の伝え方
・相手の受け取り方を尊重する姿勢
これらを学ぶことで、ハラスメントの芽を**“行動の前”で摘む**ことができます。
④ 「個人」ではなく「組織全体」で扱う
問題が起きるたびに「誰が悪い」と個人責任を問う風潮が続くと、組織全体が萎縮します。
必要なのは、**「再発防止=職場改善」**という意識への転換。
行動を責めるより、背景にある“仕組みの弱点”を見つけて直すことが、健全な職場づくりにつながります。
■ 実践的な支援の例
- 外部専門家(産業ケアマネ・カウンセラー)によるハラスメント相談窓口
- 管理職・現場向けの「傾聴」「伝え方」実践トレーニング
- ハラスメント発生時の社内共有フローの整備(記録・報告・フォロー)
- 定期的な社内アンケートでの職場風土チェック
■ POINT
ハラスメント対応は、“恐れ”を減らし、“信頼”を増やす活動。
制度ではなく、人の関係を整えることから始まります。
対話が増えれば、予防も、再発防止も自然と回り出す。
- Q【労災リスク、対応コスト増加】女性ばかりの職場で、ギクシャクしていて職場内も良いムードにならずにどうしたら良いのか?
- A
女性中心の職場がギクシャクする原因の多くは、
**「感情の処理ルールが共有されていない」**ことにあります。
つまり、「どう話していいか」「どこまで言っていいか」が曖昧なまま。
① 「正論」ではなく「感情の交通整理」から始める
職場の人間関係は、論理でなく“感情のバランス”で動きます。
例えば、意見が対立した時に大事なのは“どちらが正しいか”ではなく、「あなたはそう感じたんだね」
「私はこう思った」
と、気持ちを“共有”で止めること。
相手を変えようとせず、“違いを認め合う”ところがスタートです。
② 「悪口・陰口」を“見える対話”に変える
陰での不満が一番職場を冷やします。
でも、禁止するだけでは逆効果。
月1回10分でもいいので、「気持ちを出していい場」をつくる。“どう感じているか”を話す時間
“自分の困りごと”を共有する時間
を定例化すると、感情の滞留が減り、関係が整理されていきます。
③ 管理職(リーダー)は「空気を読まない」勇気を
ムードが悪い時ほど、場をそのまま受け流さない。
「最近ちょっと雰囲気が張ってるけど、みんな大丈夫?」
と一言、言葉にするだけで空気が変わります。
“見て見ぬふりをしない姿勢”が信頼をつくる。
④ 「支え合い文化」を仕組みでつくる
- 1on1(個別面談)で感情を受け止める場を定期化
- オンライン相談など外部窓口を設け、リーダーが抱え込まない
- 「ありがとう」を伝え合う仕組み(メッセージカード・共有ボードなど)
■ 一言でまとめると
女性が多い職場ほど、“感情のマネジメント”がチーム力のカギ。
正しさより、やさしさをどう言語化できるかがポイントです。
ギクシャクした空気は、“誰か”ではなく“関係性”を整えるサイン。
人の感情を整える仕組みを入れることで、
労災リスクも、対応コストも、自然と下がっていきます。
- Qコンプライアンス部門を作りたいけど、人員確保ができずに困っています。
- A
コンプライアンス部門の目的は「監視」ではなく、
“組織の安心感”を支えること。
つまり、人を増やすよりも先に、仕組みで補うことが可能です。
① 「専門部署」ではなく「機能」として始める
最初から独立した部署をつくる必要はありません。
まずは、人事・総務・管理職の中で
「情報を吸い上げ、外部とつなぐ役割」を持つコンプライアンス担当者を1名決める。役割はシンプルでOK:
- 相談があったときに一次対応を受ける
- 必要に応じて外部専門家へ連携
- 定期的に社内へ啓発メッセージを発信
これだけで“機能する部門”になります。
② 「第三者パートナー」をうまく使う
内部に全てを抱え込むと、リスクもコストも上がります。
外部カウンセラー・産業ケアマネ・社労士などを
「外部コンプライアンス窓口」として活用すれば、
人員を増やさずに実効性を高められます。特に、
- ハラスメント対応
- メンタル不調・離職トラブル
- 内部通報対応
といった分野は、社外連携が効果的です。
③ 「通報制度」より「安心して話せる文化」をつくる
多くの企業で“内部通報制度”が形骸化する理由は、
「話したら損をする」空気があるからです。まずは、「相談してもいい」「早めに声を上げることが会社を守る」
というメッセージを、経営トップが明確に発信する。
これが、組織に信頼の土台を築きます。
④ 「コンプライアンス=会社の優しさ」へ
コンプライアンスとは、罰則を避けることではなく、
“人を大切にする経営”を形にする仕組みです。制度や人員よりも、まず“誠実な姿勢”を明文化することから始めましょう。
例:「社員一人ひとりが安心して声を上げられる職場を目指します。」
この一文が、組織の方向性を示す最初の柱になります。
■ まとめ
- 部署より先に「担当者」と「仕組み」を置く
- 外部専門家と連携し、人手を補う
- トップのメッセージで信頼をつくる
- コンプライアンスは“ルール”ではなく“文化”
企業健康経営サポートサービスのような外部支援を組み合わせれば、
**「小さなチームでも動けるコンプライアンス体制」**をつくることができます。
まずは相談を、管理職や従業員のセミナーを増やすことで、多くの問題は解決に繋がりやすくなります。
そして、コミュニケーション不足や時間が足りない、という解決にオンライン相談は効果的無解決方法です。
